高年齢被保険とは

高年齢被保険者とは、一言でいうと次の通りです

雇用保険の被保険者である65歳以上の方

平成29年1月1日より制度が変更になりましたのでご注意ください。

以前は高年齢継続被保険者という名前でしたが、その制度はなくなりました

以前は65歳以上で入社した方は雇用保険に加入できませんでしたが、加入するように変わったためです。

高年齢被保険者になるためには

高年齢被保険者になるか、一般被保険者になるかの違いは次の一点だけです。

65歳以上であるかどうか

つまり、一般被保険者の条件を満たした方が65歳以上であるかどうかで違うのです。

一般被保険者とは関連記事一般被保険者とは?でご確認ください。

受給資格の違いはほとんどありませんが、失業保険の受給額は大きく違います。

一般被保険者と高年齢被保険者の失業保険の受給額の違い

失業保険受給資格が一般被保険者になるか高年齢被保険者になるか。

どちらになるかは年齢だけの条件でしたが、受給できる失業保険の金額は大きく違います。

これに関しては具体例でご紹介します。

 

  • ケース1:在職20年の方が、64歳で退職した場合
  • ケース2:在職20年の方が、65歳以上で退職した場合

賃金日額はどちらも20,000円とします。

この条件で、失業保険の受給額を計算してみましょう。

ケース1の場合

失業保険は通常の失業保険が支給されます。

基本手当の日額は6,687円(毎年変動します。)

所定給付日数は150日

受給総額=6,687円 × 150日 = 1,003,050円

ケース2の場合

失業保険は高年齢求職者給付金が支給されます。

基本手当の日額は6,370円

所定給付日数は50日

受給総額=6,370円 × 50日 = 318,500円

この様に、なんと最大で70万円近くの差がでます。

基本手当の日額を計算するには関連記事失業保険の金額を計算しますで計算してて下さい。

 

ちなみに100万円は分割でもらうのに対して30万円は一時金として一括でもらえたり、求職活動の回数に違いがあるという微妙な違いもありますが、やっぱり70万円も違ってくると打撃は大きいですよね。

そんな事からも、ご自分の離職日がどこになるのかは重要なポイントであると言えます。

年金を受している方は注意が必要です。65歳前の特別支給の老齢厚生年金を受給している方が65歳になる前に失業保険の受給を開始してしまうと、年金額が減ってしまいますのでご注意ください。失業保険と年金の両方を受け取りたい場合は、65歳になる前に退職したとしても、失業保険の受給開始は65歳になってから行ってください。