まずはどこのハローワークに提出するかを確認しましょう

失業保険の手続きをするハローワークは勝手に選んでよいのではなく、自分の住所を管轄するハローワークです。

ハローワークには『管轄区域』というのがあり違うところに行ってしまうと手続きしてくれませんので、行く前にしっかり確認しておきましょう。

管轄区域を調べるには全国ハローワークの所在案内へ。

ハローワークに到着しましたら、いよいよ手続きの開始です。

 

失業保険の申込の手続きの流れは、大きく分けて2ステップに分かれます。

求職申込書の手続き
失業保険の手続き
今回の記事はこのステップを細かくご紹介いたします。


最初にするのは求職申込書の提出

ハローワークに到着。

入り口に『初めての方はこちらへ』と書かれた張り紙か看板が出ているかと思います。

そこで指定されている受付に行って、

 

求職者給付(失業保険)の手続きに来たのですが・・・

と伝えましょう。

すると、必要書類がそろっているかをチェックされ、求職申込書を渡され、

 

この書類(求職者給付)を記入して○○番の窓口へ提出してください

と言われます。

求職申込書の記入例は求職申込書の記入例(ハローワークのページ)で確認

求職申込書に書き込んだら指定された窓口に提出。名前を呼ばれるまで待ちましょう。

順番が来ると、記入した求職申込書がチェックが始まります。

あとは書き込んだ内容に間違いがなければ、ハローワークの情報に登録され、求職の申込みの手続きは終了。簡単ですね。

さて、次はいよいよ失業保険(求職者給付)の申込手続きになります。


失業保険の手続き

失業保険の申込は、先ほど求職申込書を提出した窓口と違う窓口を案内されます。

 

○○の窓口へ行って、書類を提出してください

と指定されるので、そのまま従って移動。

その窓口では再び書類のチェックから始まります。

ここでは何をするのかといいますと以下の通りです。

  • 離職票1を見て、銀行口座番号の確認
  • 離職票2を見て、なぜ失業したかの確認
  • 諸注意や連絡事項を受ける(内容は後述します)
この手続きの中では、特になぜ失業をしたかの確認の部分が大切です。

ハローワークの窓口の人は

 

離職票2の内容は間違いないですか?

と、聞いてきますので

 

正しいです

と答えれば、それで終了。

 

そこには○○と書かれていますが、実際は・・・

と答えたり、離職理由の具体的内容が事業主と離職者で異なっているという話の場合は、いろいろと質問を受けます。

 

会社の方へ確認をとってもよろしいですか?

ということになります。こちら側の言い分だけでは手続きしてくれないということですね。

実務上の話ですが、会社が記載した離職理由と辞めた側が主張する理由が食い違っている場合、ハローワークから直接私の事務所(社会保険労務士事務所)に問い合わせの連絡があったこともあります。この場合、給与明細や会社の就業規則の写し、退職届の有無などを確認されました。その後、相手の言い分が正しければ、こんどは離職票の修正手続きを行います。

食い違いがあり訂正が必要となると受給手続きが遅くなる可能性もありますが、このやりとりの中で失業保険をもらえる期間が決まりますので、正直に答えましょう。ここで妥協して得するようなことは全くありませんよ。

なぜ重要なのかを知りたい方は関連記事加入期間は?倒産?自己都合?異なる所定給付日数をお読み下さい。

諸注意や連絡事項

ひととおりの手続きが完了しましたら、その日は以下の説明を受けて終了となります。

説明内容

申込をした日から7日間は全く仕事をしてはならないこと。

申込日から7日間のことを待機期間といいます。

申込日から7日間失業中であったことを待機期間の満了といい、これを満了しなければ失業保険はもらえない決まりになっていることから、7日間は完全失業中である必要があります。

ハローワークに来なければいけない日(この日を出頭日と言ったりします)

最初の出頭日は失業保険の申込をした日から7〜10日以内の平日を指定されます。

時間は午前になるか午後になるかは分からず、この日に2時間程度のビデオを見ます。

この出頭日は2〜3日程度であれば変更は可能ですが、定員がありますので変更可能かどうかは確認しましょう。

初回認定日

失業保険の申込をした日から28日後です。この認定日の変更は原則として不可能です。

 

何か質問・疑問があればその場で聞いておきましょう。

私はこの日に教育訓練給付の資格があるかどうかを確認してもらいました。

以上で失業保険の申込手続きについては全て完了になります。

混雑していなければ、全ての手続きに要する時間はおよそ1時間から2時間程度。

申込が終わったら居残っていても仕方がないので帰りましょう。