離職票には離職理由という大切な情報が記載されています

離職票2とは?

離職票2の正式名称は雇用保険被保険者離職票−2といいます。

まずは実物をご確認下さい。

ハローワークのページへのリンク雇用保険被保者離職票2の記入例(PDF)

用紙を見ていただければ大体どんなものかは分かるかと思いますが、
横長の大きな用紙になっており、以下の内容が記載されています。

離職票2の左側に書き込まれる内容

  • 労働者の被保険者番号などの情報
  • 事業主の情報
  • 離職日以前の賃金支払情報
    この賃金支払情報の内容で失業保険の支給額が決まります
左側は全て会社側が記入します。
失業保険の支給額の決まり方については関連記事賃金日額の計算をするをご確認ください。

離職票2の右側に書き込まれる内容

  • 離職理由の具体的内容(事業主欄と本人欄)
    この離職理由をみて、ハローワーク側で右上の離職区分に丸付けをします。
  • 離職区分(右上の欄)
    自己都合退職の場合は4D、解雇は1A、退職勧奨による合意解約は3Aなどに丸がついています。
    この欄のどこに丸が付いているかで給付制限の有無や、所定給付日数が変わります。
  • 離職者本人の判断(署名と押印)

最も重要なのは離職票2の右側

上記を読まれて気づかれたかもしれませんが、最も重要なのは用紙の右側です。

離職理由が自己都合なのか会社都合なのか、それとも派遣の契約期間満了による退職なのか。

離職票に記載された内容をもとにハローワークが離職区分を決定して右上欄に丸を付けるのですが、ここが違っていると給付制限期間の有無や、所定給付日数に影響がありますので注意してください。

離職票2は会社が記入作成したものをハローワークに提出して発行されるものですが、会社に都合の良いように記載されているケースが多々あります。
解雇で辞めたのに自己都合と書かれている場合があったり、契約社員や派遣社員の方が契約の更新を希望していたのに希望がなかったと書かれているケースがありますので、しっかりと確認してください。

離職票2の作成手順

会社を辞めることになったときから離職票については注意を払っておきましょう。

離職票の左側はあまりごまかしようのない内容なので大きな問題は発生しませんが、重要なのは退職の理由を記入する欄のある離職票の右側です。

離職票を作成するときに具体的事情記載欄(用紙の右下の部分)をどのようにして作成するかどうか。次の2パターンあります。

  1. お互いがこの欄をすでに書いた状態で作成する場合
    離職理由を明確にさせておくことで後々のトラブルを防止したり、後から離職票に変なことを書き加えられないようにするためです。安心感があります。
  2. 本人が記載する欄を空欄のままで作成する場合

    こちらの作成方法が一般的です。 なぜなら、離職票は退職日以降に作成するのが一般的ですので、離職票を作成するときにこの欄を本人に書いてもらおうとするといろいろと手間が発生してしまうからです。(郵送や来社してもらうなど)
    自己都合の場合は争う余地がありませんので、実務的には空欄のままで作成することが多いです。

なお、解雇の予告を受けた場合、何が何でも直ちに解雇理由証明書(この離職票のことではありません)を発行してもらいましょう。

労働基準法第22条の第1項

労働者が、退職の場合において、・・・(省略)・・・証明書を請求した場合においては、使用者は、遅滞なくこれ交付しなければならない。
⇒これを解雇理由証明書といいます。

解雇理由証明書をもらわずに解雇日が到来して、その後郵送で『自己都合退職』の離職票2が届いてしまった場合、解雇理由証明書をもらっていればハローワークで修正してもらうことが円滑に進みますよ。

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