職業訓練校への申込みと選考方法のご紹介です。
職業訓練校への申込み方法は一通りしかないのですが、選考方法は開講される訓練の種類によってバラバラになっています。
選考方法は面倒なものから書類選考だけのものもありますので、それらを確認しておいた方がよいでしょう。
と、いうことで今回の記事はそれらについてご紹介します。
職業訓練校に申し込むために必要になる書類
職業訓練校への申込みは、ハローワークの窓口で行う事になります。
受けたい訓練コースを見つけたら、下記書類を用意しましょう。
- 必要となる書類
- 受講申込書(選考受付票など、呼び方はいろいろあります)
- これはハローワークでもらう訓練校のパンフレットに付属しています。
- 写真(縦3cm×横2.5cm)
- 身分証明書などは不要です。(訓練申込みには『求職の申込み』が必要ですし、入校するには失業保険の受給資格得ている事を前提としているので、必ず他の場面でチェックが入るからです。)
- 受講申込書(選考受付票など、呼び方はいろいろあります)
- 申込みをする時に用意していた方がよい書類
- 失業保険の受給資格者証(雇用保険受給資格者証)
- この書類は申込日において持っていない場合もあります。
つまり、申込日に受給資格を得ている必要はありません。- 詳しくは関連記事『退職前に職業訓練の申込みはできる?』をご一読下さい。
- この書類は申込日において持っていない場合もあります。
- 失業保険の受給資格者証(雇用保険受給資格者証)
必要となるのはこれだけです。
簡単な選考方法と、面倒な選考方法
必要となる書類に『訓練申込書』というものがあることは前述しました。
この申込書には、簡単なものと面倒なものがあります。
その内容は訓練コースによってバラバラなのですが、
- 書類選考だけのもの
- 面接が行われるもの
- 適性検査が行われるもの
- 高校入試程度の学力テストがあるもの
- プログラミング言語の様な技術的なコースだと、システム系の問題があるもの
- 志望理由が必要なもの(200文字〜800文字など様々)
など、いろいろあります。
面接だけだと思っていたら、応募書類が郵送されてきたときに志望理由を書かせる書類、職務経歴書やアンケートが必要だったなんていうパターンもありますので、『少し手間がかかるものである』という様に考えておいたほうが心構えとしてはよいのではないでしょうか。
職業訓練校の申込書を提出する場所は。
職業訓練校の申込書を提出する方法は郵送ではありません。
提出先はハローワークです。
しかも、ハローワークへの郵送でもありません。
直接ハローワークに書類を持っていく必要があります。
ハローワークに行って、窓口の職員に
『職業訓練校の申込みに来たのですが。』
と告げます。
担当の職員を紹介されるまで待ちましょう。
順番がきたら、その職員に申込書を渡します。
すると、必ず以下の要求をされます。
『失業保険の受給資格者証を見せてください』
これは、以下の2つのポイントを確認しようとしているのです。
- 職業訓練校を受ける事ができる者であるかどうか。
- 職業訓練を受ける事ができる方は制限されています。『職業訓練校へ通うために』をご一読下さい。
- 応募者区分がどれ(区分A〜C)になるか。
- 応募者区分については『職業訓練校への合格率を上げるには』をご一読下さい。
せっかく訓練に申込んで合格しても、結局受給資格がなかったりすると双方にとって得になる事は全くありませんよね?
そういう理由から受給資格者証の提出を求められるわけです。
とはいえ、『訓練の申込み』時点では受給資格の有無は問われませんので受給資格者証を持っていないという場合もあります。
そういう場合は『今はまだ持っていません』と伝えましょう。
提出を行えば、あとはいくつか注意を受けて終了です。
職業訓練校の申込みをした場合に受ける注意
申込書を提出しただけでは、その日は終わりません。
諸注意を受けます。
その諸注意は合格した者にしか関係ない話ですが、その時に以下の説明を受ける事になります。
- 合格した者は、入校日の前日までに次の書類を持ってハローワークにくる事
- 必要書類
- 失業保険の受給資格者証(雇用保険受給資格者証)
- ハローワークカード(求職の申込みをした時にもらえるカード)
- 職業訓練校の合格通知書
- 必要書類
こんな内容です。
本当に合格した人にしか関係ない話なのですが、
この書類を提出した後は職業訓練校に面接に行ったり適性検査を受けに受けに行くだけになり、ハローワークにくることがなくなるからです。
『申込日にまとめてやっちゃおう』ということも含まれているでしょうけど。
さて、訓練校に合格した人が入校日の前日までにハローワークに行って何をするのかというと、『受講指示』というものを受けます。
ちなみにこの受講指示というのは法律で決められているものなので、この指示を受けなければ職業訓練校に通いながら失業保険をもらうということができません。
- 雇用保険法第24条1項(要約)
- 受給資格者が所定給付日数を超えて基本手当をもらうためには、公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受ける必要がある。
なんだか『とりあえず受講指示しました』と思える作法のような手続きなのですが、仕方が無いですね。
絶対に受けましょう。
受けなければ合格が取り消されるだけです。
訓練校の面接で聞かれそうな質問は?
申込みが終われば、あとは訓練校から連絡がくるのを待つだけです。
面接があるなら面接の日程、集合時間の連絡ですね。
なお、この提出する書類には、何か資格を持っていたとしても、特に指定がなければ書き込まないほうがよいでしょう。
あくまで職業訓練は『職を探しているけれども経験が少なく就職が困難な者』に対して行われるものでしょうから、技術を持っている人がいたら
『その技術を生かせば訓練受けなくても働けるだろ(゚Д゚;)』
という心理が働いてしまうかもしれませんし。
どういう内容で挑むのかは、皆様の判断にお任せいたします。
さて、面接である質問として最低限、以下の質問に対する回答を準備しておいた方がよいでしょう。
- ありそうな質問(例)
- なぜこの訓練コースを選んだのか?
- どこでこの訓練コースを知ったのか?
- 訓練コースの申込みは何回目か?
(所定給付日数の残りがギリギリの方が初めての申込みをしている場合だと、『なぜギリギリになって申し込んだのか?』という質問もあります。) - 退職して、どういう求職活動をしてきたか。そしてその感触は?
- 職業訓練期間中に就職したいか、最後まで受講したいか。その理由は?
- 訓練を受けたら就職できる自信があるか?
面接の時間は長くても10分程度ですので、深く考えすぎず簡潔にまとめておく事をお薦めします。
以上が職業訓練校への申込みから入校選考までの段取りとなります。
少々面倒な手続きばかりですが、お金をもらいながら訓練を受けることができるので仕方が無いと思っておきましょう。
次回は、
職業訓練校に通うようになったら、いくらもらえるようになるかのご紹介です。